Neural Network Librariesがバージョン1.2.0になりました!
これまでCUDA版がなかった関数の追加や、C++APIの機能改善、学習済みモデル物体検出モデルを利用したファインチューニングのExampleなどが加わりました!
※以前お伝えしたように、今回のアップデートから、バージョニングポリシーが変更されました。
スポットライト
学習済みモデルにDeepLabV3+を追加!
DeepLabV3+はセマンティックセグメンテーションに用いられる最新のDNNモデルです。今回のアップデートによって学習済みモデル群にこのDeepLabV3+が加わりました!他の学習済みモデルと同様の方法でこのモデルを利用することが可能です。
import nnabla as nn
from nnabla.models.semantic_segmentation.deeplabv3plus import DeepLabV3plus
model = DeepLabV3plus()
x = nn.Variable(...) # input variable
y = model(x) # create graph
y.forward()
その他の変更
レイヤー関数の新規追加・改善
ユーティリティの機能改善
- コールバックインポートエラーの修正など
- DICOMフォーマットのサポートを廃止
- 重みの更新がされないときにallreduceをスキップ (CPU / CUDA)
- NdArray.copy_fromにデバイス内コピー用オプション追加
デフォルト値などの変更
バグ修正
ビルド関連
ドキュメントの追加・修正
フォーマットコンバーターの機能改善
C++ API
NNabla Examplesの新規追加
Python2系のサポートについて
Python2系のサポートは2020年に終了することが予定されています。Neural Network Librariesは現在Python2系とPython3系の両方をサポートしていますが、今後Python2系のサポートを終了する見込みです。
以下のようなスケジュールを予定しています。
2019年12月31日まではPython2系とPython3系の両方をサポートします。
2020年1月1日以降、Python3系のみのサポートとなります。
よろしくお願いします。